■著者:武井 彩佳■出版社:中央公論新社【内容紹介】ナチによるユダヤ人虐殺といった史実について、意図的に歴史を書き替える歴史修正主義。フランスでは反ユダヤ主義者の表現、ドイツではナチ擁護として広まる。1980年代以降は、ホロコースト否定論が世界各地で噴出。独仏では法規制、英米ではアーヴィング裁判を始め司法で争われ、近年は共産主義の評価をめぐり東欧で拡大する。本書は、100年以上に及ぶ欧米の歴史修正主義の実態を追い、歴史とは何かを問う。【著者プロフィール】武井 彩佳(たけい・あやか)1971(昭和46)年愛知県生まれ。94年早稲田大学第一文学部史学科卒業。2001年早稲田大学文学研究科史学専攻博士課程修了。01~04年日本学術振興会特別研究員。04年博士(文学・早稲田大学)。早稲田大学比較法研究所助手などを経て、学習院女子大学国際コミュニケーション学科教授。専攻・ドイツ現代史、ホロコースト研究。著書『戦後ドイツのユダヤ人』(白水社,2005年)、『ユダヤ人財産は誰のものか――ホロコーストから、パレスチナ問題へ』(白水社,2008年)、『〈和解〉のリアルポリティクス――ドイツ人とユダヤ人』(みすず書房,2017年)。訳書D・ストーン著『ホロコースト・スタディーズ――最新研究への手引き』(白水社,2012年)。監訳W・ロワー著『ヒトラーの娘たち――ホロコーストに加担したドイツ女性』(明石書店,2016年)。
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